2010年6月21日月曜日

ヒトリシズカ 誉田 哲也

警察モノとは思えないくらい。よくできた推理サスペンスの連作。

キーとなる話がありそれが全てに薄くつながっているんだけど、
それがどんどん太く、さらに存在感が増幅していく。

最後のほうでちょっと微妙な展開だったけど、それはそれでいいか。
次回作キタイ。

出版社 / 著者からの内容紹介
5つの殺人事件。果たして刑事は真実を見たのか?果たして女は幸せだったのか?今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
木を見て森を見ず――。細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、事件捜査において、最も避けなければならないことである。この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。だが、彼らは気づかなかった。その森が想像以上に大きく深いということに……。5つの殺人事件。果たして刑事は真実をみたのか?今、注目を浴びる著者の連作警察小説。

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