正直、さすがというか、あっという間というか。
宮部先生の作品は自分的にもこなれているんで、まったく不満や
負どまりがないけど、それにしてもこの量を一気読みさせる
筆力はすごい。
ただ、じゃあ内容や展開はどうなのよ、と聞かれると今までの
ものよりちと弱い。
読後感というか、何かが強烈に残る、ということは残念ながらない。
もしそれを求めているなら、、、他の作者のもっといい作品が山ほど
あると思う。
この作品は、この量を一気に読むことができる征服感と
時間がつぶせたことの喜びを味わうものだろう。
内容(「BOOK」データベースより)
もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。どれだけ小説を求めていたか。ようこそ、小暮写眞館へ。3年ぶり現代エンターテインメント。
2011年3月11日金曜日
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