2011年3月16日水曜日

あふれた愛 天童 荒太

せつない、とてもせつない。

すべての作品せつなさにあふれていて、とても楽しくうれしい気分になる
作品じゃない。
それは良し悪しなのでなんとも言えないけど、電車や待ち合わせの途中で
読むのはやめて休日にじっくり読んだほうが読後感を味わえていいかと。

内容(「BOOK」データベースより)
ささやかでありふれた日々の中で、たとえどんなに愛し合っていても、人は知らずにすれ違い、お互いを追いつめ、傷つけてしまうものなのか…。夫婦、親子、恋人たち。純粋であるがゆえにさまざまな苦しみを抱え、居場所を見失って、うまく生きていくことができない―そんな人々の魂に訪れる淡い希望を、やさしくつつみこむように描く四つの物語。天童荒太の本質がつまった珠玉の作品集。


0 件のコメント: