2012年2月5日日曜日

パーフェクト・リタイヤ 藤堂 志津子

それぞれのドラマがいい切り口で進んでいき、どれも飽きることなく
読み進められる。
特に共感するとか泣くとかじゃあないけど、話し的には、いい感じの深夜ドラマを
見てるよう。

お昼の開いた時間にさくっと読む程度がよし。

内容(「BOOK」データベースより)
夫が単身赴任中の専業主婦。ブサイクな出張ホストと密会を繰り返す彼女の本当の望みとは…(『六日間』)。会社社長と長年、愛人関係を続けている育美。社長の妻を見舞う毎日で見つけたのは…(『愛のくらし』)。48歳の画家・鮎子。今は年下の彼とは別の男との情事に夢中。ただ、すぐ飽きてしまうのが常だった…(『猫をつれて』)。犬の散歩で偶然出会った若い男。怪我をした由未子の生活に入り込むが…(『バッドボーイ』)。定年退職間近の布沙子。愛人関係に区切りをつけ、苦手な後輩とも対決。そして、もう一つ「完璧な退職」のために計画してきたことが…(『パーフェクト・リタイヤ』)。オーバー40の女性たちの心情を鮮やかに描いた傑作短篇集。


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