2009年4月6日月曜日

追憶のかけら ~ 貫井 徳郎

前にも読んだし、レビューも書いたかもしれないけど
もう一回。

全体的にはいい話。
でも、文体というかリズムがちょっとあたしとは合わない気が。。
途中途中で飛ばしてもいいような複線があったり、どうでもいいエピソード
が読みづらいリズムで入ってくるので、なかなかすーと読み終わるという
わけにはいかなかった。

前にもこの人の作品を何度か読んだ記憶だけど、そんときも
こんな感じだったかなあ。。。。覚えてない。。
悪い印象はなし。
他の作品も読んでみようとも思う。

ネタといい内容といい悪くはないので、たまには違う人の話も
という人は是非。



内容(「BOOK」データベースより)
事故で愛妻を喪い、失意の只中にあるうだつの上がらない大学講師の松嶋は、物故作家の未発表手記を入手する。絶望を乗り越え、名を上げるために、物故作家の自殺の真相を究明しようと調査を開始するが、彼の行く手には得体の知れない悪意が横たわっていた。二転三転する物語の結末は?著者渾身の傑作巨篇。

0 件のコメント: