2009年4月30日木曜日

告白 湊 かなえ

読みました。やっと読めました。今年というか去年ですが、もっとも読みたかった作品でした。

そして、、期待以上でした。多くのレビューどおり、すごいです。
本当にすごいとしかいいがない。

筆力といい、リズムといい、展開、複線、エピソード、オチ、どれをとっても
パーフェクトです。

実は一番びっくりしたのが、これが最初は読みきりで、そこからもう一回
連載して、最後の3篇は書き下ろしだったこと。

つまり、最初はこの展開やオチは予想していなかったこと。
それでこんなすごい作品(連作というか、長編になっているけど)になるなんて、すごい。

ぜひ読んで下さい。
↓↓↓

内容紹介
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。

リンクに表示されるテキスト

0 件のコメント: