2009年4月22日水曜日

スキップ ~ 北村 薫

正直、面白かったけど、、、、悲しい。。

大人たちはものすごくずきーーんと、、高校生たちなら、悲しすぎて切なくなる話だ。

読む価値は多いにある、ありすぎる。
同じようなテーマで「秘密」があるけど、あっちもすごいがこっちもすごい。
(せっかくなので、この次は「秘密」を書きます)

まあ、名作ってやつはいろんな角度であるもんだ、そう実感するいい作品でした。


内容(「BOOK」データベースより)
昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。

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