2011年7月3日日曜日

掏摸 中村 文則

単なるスリの話かとおもいきや、それなりにふくらみを見せる。
ただ、その最終着地が途中から迷った感あり。
結局オチが思い出せない。。

内容紹介
東京を仕事場にする天才スリ師。
ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎かつて一度だけ、仕事をともにした闇社会に生きる男。
「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前が死ぬ。逃げれば、あの子供が死ぬ……」
運命とはなにか。他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の想い、その切なる祈りとは。
芥川賞作家がジャンルの壁を越えて描き切った、著者最高傑作にして称賛の声続出の話題作!



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