2011年7月12日火曜日

四十九日のレシピ 伊吹有喜

これは泣いた。
電車で読みながら泣いた。

途中前はよくある亡き人を思う小説なんだけど、最後のほうでものすごい
展開が待っている。
詳細は言えないけど、それが個人的にはものすごく自然に入ってきて
泣き泣きになるくらい。

これも前評判が高かったけどその通りの作品でした。


内容(「BOOK」データベースより)
熱田家の母・乙美が亡くなった。気力を失った父・良平のもとを訪れたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、生前の母に頼まれて、四十九日までのあいだ家事などを請け負うと言う。彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を、良平に伝えにきたのだった。家族を包むあたたかな奇跡に、涙があふれる感動の物語。


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