2009年1月5日月曜日

その男、保釈金三億円也。宮崎 学 (著), 田中 森一 (監修)

これもまたすごいノンフィクションモノ。
本当に怖い話ってごろごろあるんだなーというオチ。

マスコミの暴走とさらに警察の偽造は日常かも、と思わせる話。
これは読み応えあり。



内容紹介
宮崎学、初の本格警察小説を獄中の田中森一が監修!
日本の警察・司法は、どれほど構造疲労と腐食に満ちた組織なのか? 現実に起こった事件を題材にしたフィクションで、宮崎学が警察・司法の実態を世に問うた。
リフォーム詐欺事件がマスコミを賑わせていた2005年、愛知県警でも同種の事犯を摘発すべく、とあるリフォーム業者の内偵を開始していた。そのリフォーム業者の経営コンサルタント・浅岡裕二が、かつて暴走族に在籍したという過去から、県警暴力団対策課は当該業者を暴力団フロント企業と断定。専門外の詐欺事件について、ろくな捜査もしないまま多数の社員を詐欺容疑で逮捕したのだった。だが、ほどなく捜査、取調は暗礁に乗り上げ、不起訴を連発……。容疑者、警察、検察、がそれぞれの思惑から死闘を繰り広げた結果、警察不祥事までもが公判で明らかになってゆく。
「突破者」と「闇社会の守護神」がコンビを組み司法警察の闇に切り込む!

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