2009年1月7日水曜日

あの夏にすべてを賭けて ~ 森永 洋一

この本を借りた経緯はまったく覚えていない。。。
湘南の話だからなのかなあ。。

内容も救いがなく、純愛でも究極でもないグダグダ系。
ものすごい分厚い長編だっただけに途中で何度もやめようかと
思ったけど、オチがどうしても気になり、最後まで読んでしまった。

で、大後悔。。

おすすめは当然しないけど、勇気がある方はどうぞ
↓↓↓

2002年、サッカーWカップが終わった直後の7月。鹿児島出身で湘南辻堂の大学生、主人公の慎一。彼の親友で鹿児島の大学生、大輔。大輔の恋人、美奈子。3人はネリヤ島(奄美大島)を訪れた。そこで慎一は謎の美女と出会い一瞬に彼女の虜になり南の島での恋を夢見る。でも運命はそれを許さなかった。慎一は彼女にいざなわれるように哀しみの世界に足を踏み入れてゆく。一方、大輔と美奈子の関係も慎一の登場で変化してゆく。3人は愛と友情という普遍のテーマに直面して、哀しみの世界へと引き込まれてゆく。
想像のできない意外性のあるストーリー展開、理詰めなストーリー構成、丁寧な文体と細かな描写で読む者を哀しみの世界に引きずり込んでゆく。超ド級の切なさが全編に溢れる究極の純愛ストーリー。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「あの夏にすべてを賭けて」の著者・森永洋一です。たまたま貴方様のブログを見つけました。鎌倉の図書館で借りられたようですね。ご感想が非常に不評なので残念に思いました。バッドエンドなので好みは分かれると思います。小説を情緒的に読まれる方には悲しすぎるかも知れませんが、ストーリー展開で読まれる方には先が読めず意外性があり好評です。私は奄美に住み湘南が好きで辻堂の町の様子などはかなり思いを込めて書きました。それが鎌倉の方に伝わらなかったのは残念です。本が長いのは恋愛、サスペンス、奄美観光の3本立てにしたのと丁寧に描写したためです。テーマについては「愛するせつなさと愛されるせつなさ」を描きました。世の中には不幸のどん底にいてそこから這い上がろうとしても中々抜け出せない人達も沢山います。そういう人達の哀しみも物語の底に込めました。グダグダに思えるのは2つの悲劇が絡み合っているからではないでしょうか。これからもせつない系の小説を書いていきます。鎌倉にも関心を持っています。今回のコメントは今までで1番シビアですがありがたく参考にさせていただきます。自著を取り上げていただきありがとうございました。奄美より

作者 さんのコメント...

森永様。
こちらのブログの作者です。
このたびはご不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ありませんでした。
作者の方の情熱や作品に対する思いなのど度外視した、非常に稚拙で思いやりのない書評だったかと思います。
思いついたことを感覚的に書く書評が多いので、このときも深く考えずに簡単に書いてしまったかと思います。
その結果、森永様にご不快な思いをさせてしまい、また今後の作品にも影響がでるかと思い、このご返事を書かせていただきました。
実は私も同じような職業についておりますので作品について無遠慮にコメントをされるの
は非常につらいです。

今回はそれを思い出し、また今後はもっと愛情をこめた書評をしていこうと思います。

森永様の作品もまた必ず読ませていただき、ご不快にならないように配慮してコメントするようにします。