プロットも装丁もうまいけど、肝心の中身は、、。
いや、面白いんだろう、最後まで結構ぐいぐい読んだから。
でもプロットが複雑すぎて、なんども読み返したり、言葉の意味を
確認するのに気がとられた。
純粋に作品に入り込めなくて残念。
おそらく、説明や雰囲気を伝えるのに少し失敗したのかと思われ。
同じような複雑な世界の話の「図書館戦争」はそのあたりがうまかった。
ただ、三崎先生のいつもの話なので、三崎ファンにはどうぞ。
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内容(「BOOK」データベースより)
30年に一度起こる町の「消滅」。忽然と「失われる」住民たち。喪失を抱えて「日常」を生きる残された人々の悲しみ、そして願いとは。大切な誰かを失った者。帰るべき場所を失った者。「消滅」によって人生を狂わされた人々が、運命に導かれるように「失われた町」月ケ瀬に集う。消滅を食い止めることはできるのか?悲しみを乗り越えることはできるのか?時を超えた人と人のつながりを描く、最新長編900枚。
2009年1月22日木曜日
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