2013年5月12日日曜日

マリアビートル 伊坂 幸太郎

たった数時間のそれも新幹線の中の話なのに、グイグイ引き込まれて、
最後のほうはものすごい登場人物と展開にあぜんとする。

ただ、それはいつもの伊坂先生ならありがたちな展開と流れ。
けっして嫌な感じはない。

オチもすべての複線をごろごろつなげて生き、一気に終わらせる。

すごいなあ。


内容(「BOOK」データベースより)
元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。3年ぶりの書き下ろし長編。


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