2013年5月23日木曜日

青森ドロップキッカーズ 森沢 明夫

カーリングの青春物、という風に割り切ればよかったのに
女性や中学生のいじめ系がからまって、視点がずれる。

個人的には女性チームの話だけにすればいいのに、って思った。
もしそれに特化してカーリングチームの成長ものになっていれば
傑作だったのに。。

内容説明
カーリングを通して大切なことに気づく物語。
「津軽百年食堂」で注目を集めた新進作家・森沢明夫氏の最新書き下ろし長編小説。現代の青森を舞台に、いじめられっ子の中学生・宏海と、中途半端な不良の雄大。そしてトップを目指して氷上で闘うアスリート姉妹、柚香と陽香……。見た目もキャラもまったく違う凸凹な4人が、カーリングホールで巻き起こす、この上なく爽快で泣ける青春小説の決定版! 目に見えるもの、手に触れられるものが絶対と思われている世の中で、目に見えないものの大切さに気付いていく主人公たちの成長ぶりを読み進むうちに、一歩前に踏み出す勇気と希望が湧いてくる。この本を読んで流した涙は100%美しい。



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